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小松 瞳 さん

漢字の送り仮名の習得過程をリサーチ。

小松 瞳さん

言語教育研究科 日本語教育学専攻(博士前期課程)2年
小松 瞳さん
KOMATSU, Hitomi
約5年間、日本語教師として勤務。漢字文化圏の中にあって日本語独特の漢字の送り仮名を、外国人学習者がどのように理解していくのかに関心を強め、研究している。

2種類のテストを実施。

小松 瞳さん

漢字を訓読みするときの日本語表記の送り仮名は、漢字を使用する中国人であっても学習するのは容易ではありません。まして非漢字文化圏の外国人ならなおさらです。そこで「日本語学習者の漢字の送り仮名における習得過程」をテーマに据え、日本語学習者に漢字の送り仮名体系は存在するのか、研究を進めています。まず品詞ごとの送り仮名のルールを整理し、その特徴を再確認。
その後、学習者の習得過程を調べるために、日本語初級者から上級者を対象に2種類のテスト(「実在する訓読みの送り仮名を解答」「実在しない造語の送り仮名を解答」)を実施しました。結果はまだ分析中で出せていませんが、上級者の方が正答率が高いか、それとも語彙として覚えているため、ルールは入っておらず、むしろ正答率は低いかも知れません。

先生とともに研究の道を拓く。

小松 瞳さん

いずれにせよ、先行研究が少ないテーマなので、模索しながら進めている段階です。この難しい研究に取り組む私を、的確な助言で導いてくださっているのが近藤先生。疑問や質問に対しても懇切丁寧に答えていただけるので、研究の道を拓いていくことができます。また「日本語教育学」の授業は、院生同士が情報交換したり、議論できる時間がたっぷり用意されていて、互いに切磋琢磨できる分、学究に立ち向かう意識を高められます。