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2013/07/08

言語科学会第15回年次国際大会で本学院生がポスター発表

言語教育研究科【院生の学会発表報告】

発表者 : 小野寺樹璃(言語教育研究科 日本語教育学専攻 博士後期課程1年次)

会場での小野寺さん、左は学会に同行された大関准教授


発表タイトル : 「助数詞「つ」と「個」の使用範囲に関する一考察 
           -母語話者アンケートを用いて-」
学会名 : 言語科学会 (Japanese Society for Language Sciences)
        第15回年次国際大会(JSLS2013)
会 場 : 活水女子大学東山手キャンパス(長崎県長崎市)
開催日 : 6月28日~30日

○言語科学会は、言語の理論的・実証的研究をとおして、言語
 科学の発展に資するとともに、人間理解に貢献することを目的
 とする学会です。

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以下に発表内容の概要と小野寺さんの感想をご紹介します。

【発表の概要】
 助数詞「つ」「個」の使用範囲が、若者の使用を中心に、拡大していると指摘されている。そこで、大学生を対象にアンケートを行ない、「つ」「個」の許容度の調査をした。その結果、主要助数詞(「枚」や「本」などよく使う助数詞)の場合は、「個」を使うとした人は全体的に低かったが、「つ」は、形状や場面により許容度に大きく違いが出た。特に、個々の助数詞のプロトタイプから遠い場合には「つ」が許容されやすいことが示唆された。今後、「つ」「個」の使用範囲の変化を典型性の観点から分析していきたい。

言語科学会第15回年次国際大会開催ポスター


【感 想】
 今回、初めてポスター発表を行なって、ポイントを押さえて見やすいポスターを作ることの大変さを強く感じました。また、人にわかりやすく説明することが想像以上に難しく、何度も練習を重ねました。当日、最初は、練習通りにうまく説明できませんでしたが、場の雰囲気に慣れてくると、徐々に説明ができ、意見交換が出来るようになりました。初めは緊張が勝っていたものの、後半にはポスター発表で自分の研究を見てもらい、それに対する意見をもらえることに楽しさを覚えました。ポスター発表を通して、資料の作り方から発表の仕方、学外の方との意見交換など多くのことを経験し、また視野を広げることができたので、やって良かったと思います。今回は、指導教員との共同研究という形でのポスター発表でしたが、次回は単独での口頭発表を目指して、研究を続けていきたいと思います。