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2007/11/27

修了生、国際交流基金研究員として 日本語能力試験改定作業に従事

堀恵子さん


堀恵子さん(言語教育研究科日本語教育学専攻前後期博士課程修了)は日本語の条件形式の習得研究で博士号を取得、現在は国際交流基金日本語事業部日本語試験センター設立準備室研究員として、2009年の日本語能力試験改定に向けての基礎研究を行っています。この改定は、これまでのどちらかというと知識を問うことに重点を置いた試験から、課題遂行能力を問う試験にしていこうというものです。
大学院で学んだ日本語教育学、言語学、日本語学、教育心理統計、テスト理論などの幅広い知識や、データ処理、コーパス分析といったスキルはもちろん、前期博士課程に在学中にOPI(Oral Proficiency Interview)のテスターの資格を取ったこと、口頭能力試験に興味を持ち、たくさんの方にインタビューしたことも、現在の仕事に生かされています。
「目的をはっきりさせ、そのために必要なことを洗い出して計画を立て、時々立ち止まって今何が必要かをスキャンする、自分の仕事を他の人にわかりやすく説明する、これらのことは、論文を書くだけでなく、どんな仕事をする上でも普遍的に必要な能力だと思います。ですから、論文を書く過程でこのような能力を鍛えることは、たとえ分野の異なる職業を選んだとしても、きっと一生役に立つと思います」と語る堀さん。「限られた時間を有効に生かし、日本語能力試験を今以上に良い試験にできるようがんばりたいと思います」とのことです。