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2006/10/03

大学院修了生の出山さん、懸賞論文で入賞

「知識社会とは何か?」竏鈀25年後の日本、あなたはどう創りますか

麗澤大学院修了生で特定非営利活動法人「企業社会責任フォーラム」研究員の出山実さんが、懸賞論文「『知識社会とは何か?』竏窒Q5年後の日本、あなたはどう創りますかー(主催: 新技術振興渡辺記念会、科学新聞社、未来工学研究所)で、見事佳作に入賞されました。
応募作品は全国から137点。一橋大学大学院国際企業戦略研究科、野中郁次郎教授を審査委員長とする審査を経て、最優秀賞、優秀賞各1点、佳作3点、特別賞3点の計8点の論文が選ばれ、「科学新聞」などで発表されました。野中委員長は「(佳作と特別賞について)優劣つけがたい候補作がそろい、苦悩の結果、受賞枠を増やした」と評価されていました。
出山さんの論文は「知識社会と倫理 『知徳一体社会』をどのように構築するか」というもので、「知識社会では『知識』が主な経済取引の対象。目に見えない商品を売るには、信頼関係を構築するための高い倫理性が求められ、『知識=倫理』の等式が成り立つ社会である」と述べられています。さらに「知識社会では、知識を生かすための新しい倫理が必要で、知識社会の形成プロセスを経て倫理的課題が発生しない社会を構築していかなければならない。そのキーワードは『知徳一体』の概念であり、新たに求められる社会モデルとして知徳一体社会を提言」しています。知識社会の新しい倫理的課題の解決方法としては①個人主義②情報格差③各社会フェイズの倫理格差窶披€狽フ3要素について検討されています。四半世紀後に迎える知識社会において、個人の意識と社会倫理の視点から問題提起をした点が評価されました。
なお「知徳一体」の概念は、本学の創立者廣池千九郎博士が、著書『道徳科学の論文』で提唱され、本学の教育理念にもなっているものです。
出山さんのコメント。
麗澤大学で、学部・大学院と6年間学んだことを活かした論文が評価されて、大変うれしい。特に、本稿では、知識社会に向かっている社会に、改めて『知徳一体』の概念の意義を訴えることができました。麗澤大学の卒業生であることを誇りに思うとともに、今後とも卒業生として頑張っていきたいと思います。