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2008/05/06

藤本幸夫教授 第1回岩瀬弥助記念書物文化賞を受賞

長年にわたる朝鮮本書誌研究の結実

授賞式で、謝辞を述べられました。

賞状とトロフィーを授与される藤本教授

 

 

 

 

 

 

 

言語教育研究科日本語教育学専攻の藤本教授は、愛知県西尾市より「第1回 岩瀬弥助記念書物文化賞」を受賞され、平成20年5月6日、その授与式に参加されました。

この賞は、書物文化についての優れた研究や功績を顕彰・奨励するもので、岩瀬文庫の創始者である岩瀬弥助の志を継承する賞として、「岩瀬文庫」の創立百周年を記念して新設されました。
*「岩瀬文庫」は、明治41(1908)年5月6日、地域文化の発展と書物の恒久保存の理念を籠め、西尾市須田町の実業家・岩瀬弥助によって設立されました。同文庫は、史実を知る上で貴重な書物を多量に収蔵しており、西尾市の大きな財産となっています。

<藤本教授の受賞理由>
日本全国各地の図書館、蔵書家によって収蔵されている、すべての朝鮮本の調査という前人未到の企てに独力で挑み、「日本現存朝鮮本研究 集部」を刊行した。長年にわたる朝鮮本書誌研究の結実で、世界に誇りうる成果である。朝鮮本を多く保有する岩瀬文庫とも縁が深い。

受賞者とともに。写真中央は秋山選考委員長

選考は、東京大学名誉教授の秋山虔氏を委員長とする学識者により行われ、今回の受賞者5名が選出されました。なお、表彰式は5年に一度行われます。

授与式は、西尾市が世界に誇る「岩瀬文庫」の創立100周年記念式典や文庫サミット、記念講演とともに行われました。
式典内で藤本教授は、受賞に対して深謝した上で、本研究の発端と経過に言及し、また、全国の図書館はじめ調査時にお世話になった方々への謝辞を述べました。更に、これを契機に精進を重ねてゆき、中国で出版されたものが中国の国内にはもう残存せず、韓国でのみ残存していることもあるので、中国学に対する貢献も願っていると述べました。