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2008/12/17

2008年度 大学院生の学会発表【報告2】11/29-30

<ポスター発表>2008/11/29-30 日本言語学会137回大会

11月29, 30日に金沢大学で開催された日本言語学会第137回大会で,指導教授の坂本比奈子先生と「ヒンディー語とムラブリ語の属格所有表現」というタイトルでポスター発表を行いました。
私が研究しているヒンディー語(インド:インド語派)には,「X(所有者)のY(所有物)がある」という属格型の構文による所有表現(「XはYを持っている」の意味)があり,他の型と併用されています。坂本先生がフィールド調査を行っているムラブリ語(タイ:北モン・クメール語)にもこのタイプの所有表現があり,系統的・類型的・地域的に異なる両言語になぜ属格所有表現があるのか,類型的に同じと見てよいのかという問題意識から共同研究が始まりました。今回の発表では両言語の属格所有表現の特徴を考察・対照し,かなり違いがあることを明らかにしました。
ポスター発表は初めての経験でしたが,さまざまな言語を研究している先生方から貴重なご意見をいただき,研究の足りない点に気づくことができました。今回の発表を踏まえ,今後はヒンディー語の所有表現全体を研究していきたいと思っています。

言語教育研究科(日本語教育学専攻)博士後期課程2年 今村泰也