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2009/04/14

2008年度 大学院生の学会発表【報告4】

<口頭発表>2009/3/26-28 Association of Teachers of Japanese 2009セミナー

2009年3月26日から28日にかけて、米国イリノイ州シカゴのシェラトンホテル・アンド・タワーズにおいて、Association of Teachers of Japanese の2009年セミナー及びミーティングが開催されました。このAssociation of Teachers of Japanese は1963年に設立され、現在はUniversity of Colorado at Boulder に本部を置く協会であり、米国、日本をはじめ、カナダ、ヨーロッパなどに約1,300人の会員を有します(http://www.aatj.org/)。今回のセミナーには全米各地はもとより日本やイギリスなどから発表者が集まりました。初日の26日には言語学をはじめ教育学や日本文学、文化などについての発表がありました。セミナーの一環として『げんき』の著者坂野永理氏による講演、また柳亭左龍氏による落語も聞く機会もありました。
私は修士論文で扱ったテーマである「連体修飾『の』と『な』の修飾構造と機能」について口頭発表を行いました。同じように名詞を修飾していても、「通常の」には「の」が現れ、「曖昧な」には「な」が現れるように、一般的に形は決まっていますが、「普通の」「普通な」のように両方の使用が可能な場合の交替条件について検証しました。また名詞に属性という状態・性質を与える助詞のような「な」が出現したのではないか、という可能性についても述べました。質疑応答では、今後研究を続けていく上で有益なコメントをいただきました。また、日本国外における日本語教育の現状についてなど、日米両国の日本語教育事情について情報交換することもできた貴重な経験となりました。

日本語教育学専攻博士課程(後期)2年 京谷美代子

(*この発表は、麗澤大学大学院学会発表助成を受けています。)