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2009/10/09

2009年度 大学院生の学会発表【今村泰也】

<口頭発表>2009/10/3-4 日本南アジア学会第22回全国大会

10月3、4日に北九州市立大学(北方キャンパス)で開催された日本南アジア学会第22回全国大会で、「ヒンディー語のいわゆる接辞-vト〕ト≠フ形態論的位置付け」というタイトルで口頭発表を行いました。
-vト〕ト≠ヘ行為や所有に関わる多様な意味を加え、名詞句、形容詞句を作る文法的要素です。ほとんどの先行研究が-vト〕ト≠レ辞に分類していますが、-vト〕ト≠ヘそれ自身が屈折変化することをはじめ、さまざまな語類に付く(句にも付く)、-vト〕ト≠ェ付く語が斜格形をとるなど、他の接辞に比べて特異な振る舞いをします。今回の発表では-vト〕ト≠フ音韻的・形態的・統語的特徴を通言語的な基準に照らし、これが接辞(affix)ではなく接語(clitic: 文法的には語の特徴を備えているが、音韻的には他の語に従属している要素)であることを主張しました。
発表会場には言語学や文学以外の分野の聴衆も多数来られ、質疑では貴重なコメントをいただくことができました。今後の研究課題として、「所有」の観点から-vト〕ト≠l察し、形容詞句を作る-vト〕ト≠ニ属格後置詞kト≠フ違いについて明らかにしたいと思っています。

言語教育研究科(日本語教育学専攻)博士後期課程3年 今村泰也

●2009年度 大学院生の学会発表等予定