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2010/01/15

2009年度 大学院生の学会発表【胡 叡】

<口頭発表>2009/11/28 日本言語学会秋季大会(第139回大会)

11月28日に、神戸大学で行われた日本言語学会秋季大会(第139回大会)で発表しました。
本研究の目的は日本人の意見表明の仕方や対人関係の捉え方を解明することです。相手も自己も直接に関わらぬ世界知識的情報の話題と、被験者のみに関わる情報の話題という2つの話題について、日本語母語話者52名に対して自由回答式のアンケート調査を行いました。
被験者の返答を分析、考察した結果、以下の点が明らかになりました。正しい事実、事実の誤り、解釈に幅のある部分が共存した先行発話に対して、世界知識的情報の話題より被験者のみに関わる私的情報の話題のほうが意見表明の自由度が大きいです。世界知識的情報の話題については、事実としての同意・不同意を表しやすいです。が、被験者のみに関わる私的情報の話題については、意見としての同意、不同意を表しやすいです。対人関係から見ると、親しい先行発話者であるほど、不同意を表明したり、意見にコメントする傾向があります。親しくない先行発話者に対しては、不同意を控える傾向があります。また、被験者の性別から見ると、女性の方が男性より不同意を多用していることが分かりました。

言語教育研究科(日本語教育学専攻)博士後期課程3年  胡 叡

●2009年度 大学院生の学会発表等予定