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2010/10/25

現職日本語教師のための大学院体験講座を開催(12/5、12/12)

現職日本語教師を対象にした日本語教育のブラッシュアップ講座を開催

大学院の授業を体験しながら、日本語教育の現場で見過ごされがちな事柄を中心に、言語理論の有効性と効果的な活用方法を体感してもらいます。

日本語教師を目指して勉強中の方も、歓迎です。

皆さまのご参加をお待ちしております。

日 時: 12月 5日(日) 10:30~16:15
12月12日(日) 13:00~16:15
会 場: 麗澤大学東京研究センター(新宿アイランドタワー4階)
*丸の内線西新宿駅直通
★アクセスマップ
参加費: 4,000円(1日のみの場合は、2,000円)
定 員: 50名

参加申し込み

下記項目を記入の上、申込先へメールまたはファックスでお申し込みください。
***************************************************
●申込締切: 11月26日(金)

<申込フォーム>
【名  前】
【所  属】
【電話番号】
【12/ 5】 参加・不参加
【12/12】 参加・不参加

<申込先>
麗澤大学 大学院事務室
Email. daigakuin-ka@reitaku-u.ac.jp
Fax. 04-7173-3767
***************************************************

プログラム ●12月5日(日)

「理論と教育現場をどうつなげるか」

●10:30~12:00 概論(麗澤大学准教授 大関浩美)
日本語学、語用論、対照言語学、第二言語習得論などを学ぶことは教育現場とどうつながっていくのでしょうか。どんな形で教師としての成長に結びつくのでしょうか。この講義では、私自身が専門としている第二言語習得論を中心に、様々な理論を学ぶことが現場とどうつながるかを考えます。

「対照研究から見える日本語文法」

●13:30~14:30 対照言語学(国立国語研究所教授 井上優)
教育文法において重要なことは「学習者にとってわかりやすい」ということです。この講義では、対照研究の立場から「文法がわかりやすいとはどういうことか」、そして、「学習者にとってわかりやすい文法とはどのような文法か」について考えます。

「“使い方を教える”とはどういうことか?:日本語教育と語用論」

●14:45~16:15 語用論(麗澤大学教授 滝浦真人)
言語を教えるとは、もちろん道具を教えることではあるのですが、道具は使い方を知らないと、ときには困った結果を引き起こすことになります。さらには、一見同じ道具に見えるものが、異なる文化においては使われる目的が違う場合もあります。言語についてのこうした側面を扱うのが語用論です。あらゆる道具について語用論を語ることはできますが、言語教育で落とし穴になりやすいのは、形からでは見えない差異が問題になるときです。そのことを、具体的な例を通して説こうと思います。

プログラム ●12月12日(日)

「使用実態から考える日本語の語彙・文法」

●13:00~14:30 日本語学・コーパス言語学(麗澤大学准教授 千葉庄寿)
日本語学は音韻、文法(形態・品詞分類・文の構造)、語彙、歴史、言語生活の研究などを含む、非常に広い分野からなっています。個々の分野は専門性が高く、それらをリンクする作業にはこれまで積極的な注意が払われてきませんでした。
学習者の言語生活を考慮した生きた日本語を教えるためには、日本語学の各分野をつなぐ作業、つまり教育的視点からの日本語学の再構成が必要だと考えられます。この講義では、日本語の語彙と文法に焦点を当て、2つの分野をつなぐ重要な鍵となる「使用実態」の観察と分析に基づいて、日本語教育のための語彙や文法について考えます。

「第二言語習得理論に基づいたインプット重視の授業」

●14:45~16:15 第二言語習得論(麗澤大学准教授 大関浩美)
外国語教育の現場では学習者に「たくさん話させる」ことに焦点がおかれがちですが、第二言語習得の分野からはインプットの重要性が指摘されています。この講義では、まずインプットの重要性と、第二言語習得の分野で提唱されているインプット処理タスク(アウトプット練習に入る前に行なう、インプットを理解するタスク)について学び、実際にどんなタスクをしたらいいかを考えます。