平成29年6月12日(月)、岸田文雄外務大臣をはじめ300名近くが出席するなか、「第33回大平正芳記念賞」の贈呈式(公益財団法人大平正芳記念財団主催)が、東京・一ツ橋の如水会館で開かれ、本学外国語学部 櫻井良樹教授が表彰されました。
同賞は、「環太平洋連帯構想」の発展に貢献する政治・経済・文化・科学技術に関する優れた著書・共著・編著に対して与えられるもので、櫻井教授の著書『華北駐屯日本軍』(岩波書店)が選ばれました。選評では、同書が、各国の史料を用いながら、これまで断片的にしか描かれなかった華北駐屯日本軍について、設置から盧溝橋事件後の廃止に至るまでの歴史を初めて描いたこと、また同様に駐屯していた各列強軍との関係の中で変質していく過程を明らかにしたこと、またこのトピックを扱うことの現代的意義が高く評価されました。
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