学校教育研究科Graduate School of Education
学校教育研究科 修了生紹介
修了生紹介
社会で活躍する修了生の声
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入学の動機・大学院進学のきっかけ
コロナ禍による子供たちの価値観や行動様式の変化を目の当たりにして、道徳教育を核にしたカリキュラムと学校経営の在り方について深く研究し、実践と理論の往還について探究したいと考え、志望しました。行政勤務時代や全日本中学校道徳教育研究会の諸先輩からも勧められたこともきっかけになりました。
大学院で研究したこと包摂性と多様性の視点を重視し、例えばウェルビーイングの要素である「寛容」の価値について、勤務校の生徒による調査を基に仮説を立てて検証すること、そして、そのために人権教育などの教育課題との関連性を明確にしたカリキュラムと道徳科の授業の構築などについて、哲学、倫理学、心理学、統計学、教授法、歴史、法令などの視点で指導をいただきながら研究を進めました。3年間、久しぶりに学ぶ楽しさや充実感を味わいました。先生方や同期の方々とのランチや帰りの電車内での議論もとても良い思い出です。修了して2か月経ちましたが、今は「大学院ロス」になっています。
これから進学を考えている方へ人生100年時代、生涯学び続けることが大切ですし、知識やスキルは常にバージョンアップしていくことが求められると思います。研究科長や教授の方々の温かいご指導のもとで、現職の校長や教員が職務と並行して学ぶことができるたいへん貴重な大学院です。教員としても、人間としてもスケールアップできる麗澤大学大学院を心よりお勧めします。
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学校教育研究科 2025年度修了生加藤 敏久 さん KATO, Toshihisa
東京都公立中学校勤務
修士論文題目:多様性の時代の学校教育における寛容の研究 ―現代哲学の視点を取り入れた道徳教育-
学校教育研究科 2025年度修了生
加藤 敏久 さん
KATO, Toshihisa
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入学の動機・大学院進学のきっかけ
私は教員として子どもたちと関わってきた経験の中で、「子どもたちがよりよく生き、多様な他者と協働しながら社会を形成していく力をどのように育むことができるのか」という課題意識がありました。特に、価値観の多様化や社会の急速な変化が進む中で、道徳教育には個人の内面的な成長だけでなく、社会とのつながりを意識した学びが求められていると感じていました。こうした問題意識を理論的・実践的に探究したいと考え、道徳教育専攻への進学を決意しました。と同時に、進学は自分への挑戦でもありました。大学院では、教育実践を学術的な視点から捉え直すことができただけでなく、先生方や院生との対話を通して新たな視点や問いに出会い、自らの教育観を深める貴重な機会となりました。
大学院で研究したこと大学院では、「市民性教育を生かした道徳教育の研究」をテーマに研究を進めました。市民性を育成する要素や共生、社会参画の視点を道徳教育に取り入れることで、公共空間で子どもたちが主体的に社会と関わる力を育む道徳教育の在り方について検討しました。前半では理論研究を通して両者の関連性や可能性を考察し、後半ではその成果を基に授業モデルを構築して実践研究に取り組みました。授業実践では、子どもたちが多様な考えに触れながら、自分自身の生き方や社会との関わりについて考える姿を見ることができ、道徳科の学びが社会の一員としての自覚を育む場となり得ることを実感しました。一方で、理論と実践を往還させることの難しさや新たな課題も見出され、今後の研究につながる成果を得ることができました。
これから進学を考えている方へ大学院での学びは、専門的な知識や研究方法を身に付けるだけでなく、自分自身の実践や教育観を見つめ直す貴重な時間と空間(居場所)になりました。特に印象深いのは、先生方や院生との対話です。哲学者カール・ヤスパースは「真理は二人から始まる」と述べていますが、大学院での学びで、その言葉を実感しました。多様な考えに触れ、自分の考えを言葉にして伝えることで、新たな問いや発見が生まれ、真理への研究を深めることができました。仕事と研究の両立は決して容易ではありませんが、その過程で得られる学びや出会いは大きな財産になります。「善は急げ」という諺があります。教育について深く考え、自らの実践をより豊かなものにしたいと考えている方は、ためらわず、ぜひ大学院での学びや研究に挑戦していただきたいと思います。
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学校教育研究科 2025年度修了生菅野 由紀子 さん KANNO, Yukiko
東京都公立小学校勤務を経て、公益財団法人及び大学勤務
修士論文題目:市民性教育を生かした道徳教育の研究
学校教育研究科 2025年度修了生
菅野 由紀子 さん
KANNO, Yukiko
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現職教員として大学院へ進学した理由
私は小学校教員として勤務する中で、「目の前の子どもたちにとって、よりよい道徳教育とは何か」を深く考えるようになりました。日々の実践の中では手応えを感じることもありましたが、その実践を理論的に捉え直し、根拠をもって説明できるようになりたいという思いが強くなりました。そこで、現職のまま学び続けることのできる麗澤大学大学院への進学を決意しました。大学院では、実践を研究として整理し、先行研究や理論を踏まえながら検討することで、これまで感覚的に行っていた指導を改めて見つめ直すことができました。学校現場で抱いた問いを研究によって深め、再び実践へと生かしていく経験は、私にとって大きな財産となっています。
実践と研究を往還した3年間私は大学院で、「主体的な道徳的実践を生み出す環境構成の在り方」をテーマに研究を行いました。研究を進める中では、文献講読や研究指導を通して道徳教育に関する理論や先行研究を学ぶとともに、学会発表や論文執筆にも挑戦し、自らの実践を言語化して多くの研究者や実践者と議論する機会を得ました。また、年代や立場の異なる院生との対話を通して、多様な視点から教育を捉えることの大切さも学びました。
大学院での学びを通して最も大きく変わったのは、子どもの行動だけでなく、その背景にある価値観や判断基準に目を向けるようになったことです。研究と実践を往還する中で、子どもの思いや願いを起点に教育活動を構想することの大切さを改めて実感しました。この3年間は、教師としてだけでなく、研究者として子どもの成長を見つめ続ける姿勢を育んでくれた貴重な時間でした。これから進学を考えている方へ大学院進学というと、「仕事との両立が大変そう」「研究は難しそう」と感じる方も多いかもしれません。私自身も入学前は不安を抱えていました。しかし実際に学び始めると、日々の実践を振り返りながら研究することの面白さや、多くの先生方との出会いから得られる刺激の大きさを感じました。大学院での学びは、単に知識を増やすだけではなく、自分自身の教育観や教師としての在り方を見つめ直す貴重な機会になります。もし学びたいという気持ちがあるなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。その挑戦は、きっとこれからの教員人生を豊かにしてくれると思います。
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学校教育研究科 2025年度修了生清水 勝平 さん SHIMIZU, Shuhei
茨城県公立小学校勤務
修士論文題目:主体的に生き方を考え、道徳的実践を目指す道徳教育の研究 ―ラーニング・プロセスマップ型道徳教育の指導法を通して―
学校教育研究科 2025年度修了生
清水 勝平 さん
SHIMIZU, Shuhei