麗澤大学特任教授 中山理教授 著書 2021年7月2日出版
本学大学院 学校教育研究科 特任教授 中山 理(なかやま おさむ)教授は『日本人はなぜ欠けた茶碗を愛でるのか』を2021年7月2日(火)に出版します。
本書では中山教授が、「どうして日本人は欠けた茶碗を愛でるの?」「どうして日本では血液型性格判断がさかんなの?」「ほんとうに水戸黄門様は偉いの?」など、私たちが当たり前のように過ごしている日常生活の中で見過ごされがちな日本の文化や習慣についての素朴な疑問を集め、外国の文化との比較もまじえながら、「どうして?」という疑問にわかりやすく回答しています。
本書は、「序の巻」、「破の巻」、「急の巻」の3章で構成され、28の疑問と情報が紹介されています。知れば誰かに話したくなるような情報が、エッセイ風にコンパクトにまとめられた一冊となっています。中山教授は出版にあたり、「読者の方々に日本文化の特徴やすばらしさを再発見して元気になっていただきたい。」と述べています。
伝統的な文化だけでなく、現代のポップカルチャーにも触れながら、その中に日本文化の「不易流行」を発見する、そのような体験ができる一冊です。
本書の概要は下記をご確認ください。
【著書の概要】
◆タイトル : 『日本人はなぜ欠けた茶碗を愛でるのか』
◆発売日 : 2021年7月2日
◆著者 : 中山 理 (麗澤大学大学院特任教授・前学長)
◆出版社 : 育鵬社
【目次】序の巻(他2巻)
1 日本人はどうしてすぐに謝っちゃうの?
2 日本のアニメが世界中でヒットするのはどうして?
3 血液型性格判断が日本人に人気なのはどうして?
4 日本のトイレにトイレ専用のスリッパがあるのはどうして?
5 日本のカプセルホテルが世界から注目されているのはどうして?
6 日本の武士道が外国人にウケるのはどうして?
7 音をたてながら食べていけないのはどうして?
8 日本人はどうして虫の音が好きなの?
9 日本の魚料理はどうして美味しいの?
10 日本料理が世界の無形文化遺産になったのはどうして?
【著者プロフィール】
中山 理(なかやま おさむ)
麗澤大学前学長・大学院学校教育研究科特任教授
1952年生まれ。麗澤大学外国語学部卒業。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士後期課程修了。その後、上智大学にて博士(文学)学位取得。研究テーマは「文学とイコノロジー(視覚芸術)の関係」「ジョン・ミルトン研究」。主要経歴は麗澤大学学長、フィリピン・パーペチュアル大学院名誉教授など。
著書に『人生100年の時代を楽しむ技術』、『日本人の博愛精神―知られざる感動の11話』、共著に『運命を開く易経の知恵』『グローバル時代の幸福と社会的責任:日本のモラル、アメリカのモラル』等がある。