2025年10月23日(木)、言語教育研究科による恒例の「修士論文中間発表会およびミニポスター発表会(M1)」が盛大に開催されました。
本発表会は、日本語教育学専攻に在籍する修士課程の院生、そして教員が一堂に会し、日々の研究活動の成果を共有し、学術的な議論を深めることを目的としています。
特に、来春の修了を目指す修士2年生と、プロコースに在籍する修士1年生による中間発表は、発表時間約12分、質疑応答約8分という充実した構成で実施されました。発表者たちは、これまで積み重ねてきた研究の進捗状況や、今後の論文執筆に向けた明確な展望を熱意をもって提示し、出席した院生や教員との間で活発かつ多角的な質疑応答が繰り広げられました。この時間は、それぞれの研究をさらに深化させるための貴重なフィードバックの場となり、会場全体が真剣な学術的雰囲気に包まれました。
一方、プロコース以外の修士1年生は、研究の端緒となる多様なテーマをミニポスター形式で発表しました。修士論文のテーマ設定や基礎的な調査結果を凝縮したポスターは、参加者が自由に意見交換を行う交流の機会を提供し、専門分野の垣根を越えた学びの場となりました。
本発表会は、研究科全体として研究に対する意識を高め合い、互いの知見を共有することで、言語教育研究のさらなる発展に寄与する大変有意義な時間となりました。

