学生及び保護者の皆様のご理解とご協力により、コロナ禍における2020年度2学期の授業を対面とオンライン併用で実施できたことを、この場を借りて御礼申し上げます。
現在、新型コロナウイルス感染について収束の兆しが見えない状況でございますが、本学は2021年度第1学期の授業を原則として対面にて実施することといたします。併せて、課外活動など学生のキャンパスライフの充実についても感染防止に努めながら再開いたします。学生の皆さんは4月からの大学生活の再開にむけての準備を進めてください。
ただし、現在、日々増加している感染者数を鑑み、大学での対面授業、諸活動の再開、通学について不安に感じる方も多いと思います。我々といたしましては、皆さんのご意見や今後の感染状況を踏まえ、皆さんの安心安全を第一に考えつつ、学修環境を維持できる対策を考えており、具体的には、以下のような対策を行います。
1.各授業における、教室内のソーシャルディスタンスを確保することとし、設定した座席数以上の履修者が見込まれる科目は、オンライン授業とする。
2.オンライン授業を効果的に取り入れることで、学習効果の向上と感染防止を両立させる。
3.教職員、学生への感染防止ガイドラインの順守を徹底することに努める。
現在、上記の対策を基準に、1学期の時間割を策定しており、対面授業の割合は8割以上となる見込みです。学生の皆さんには、4月以降も対面授業を中心に一部オンライン授業を受講することになりますが、学内でのオンライン授業の受講ができるよう、wifi環境の整備なども進めております。
1学期の履修についてのご案内やオリエンテーションの日程などは、3月頃、麗澤ポータルに掲載いたします。
なお、今後政府による外出自粛要請や緊急事態宣言などが発令された場合はこの限りではありません。
最後に、皆さんにはご自身及び周りの方への感染防止に細心の注意を払っていただくようお願い申し上げます。4月にキャンパスで皆さんと学びあえる日を教職員一同心待ちにしております。
2020年12月吉日
学長 徳永 澄憲