目次
▽本ガイドラインの趣旨 ▽1 基本方針 ▽2 適用期間 ▽3 感染拡大予防のための留意事項
▽4 キャンパスへの入構 ▽5 海外への渡航、海外からの帰国者・入国者について ▽6 大学の諸活動における感染拡大の防止
▽7 大学生活の実施に向けた取り組み ▽8 本学で新型コロナウイルス感染が疑われた場合の対応 ▽9 関連リンク
2020年12月
麗澤大学事務局
本ガイドラインの趣旨
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、いまだ不明な点が多い感染症であり、社会全体としての長期的な対応が必要となることが見込まれています。
本学では、学生や教職員の命と安全、健康を守り、かつ感染拡大防止の社会的責任を果たしながら、学修を継続的に提供していきます。
本ガイドラインは、そのために必要な留意事項等を整理し、本学における新型コロナウイルス感染症対策に対応した大学運営の指針を示すものです。
1. 基本方針
学生や教職員の命と安全、健康を守り、かつ感染拡大防止の社会的責任を果たしながら、学修を継続的に提供するため、以下の事項を徹底する。
2. 適用期間
2020年12月1日から当面の間とする。
※県内での新型コロナウイルス感染の広がりや、新型コロナウイルスに関する国の指針等を踏まえ、段階的に、本ガイドラインの見直しを行うものとする。
3. 感染拡大防止のための留意事項
(1)感染症対策の3つのポイント
①感染源を絶つこと
②感染経路を断つこと
③抵抗力を高めること
★参考 「新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル~『学校の新しい生活様式』
(2)注意喚起の徹底
①学生や教職員等に対し、夜間も含め、「3つの密」
(換気の悪い密閉空間、多数が集まる密集場所、近距離での会話や発話が生じる密接場面)を避けることを徹底する。
②感染拡大のリスクを高める行動により感染を拡大させることのないよう、改めて、正確な情報提供と適切な注意喚起を行う。
★参考 飲食店等におけるクラスター発生の防止に向けた取り組みの徹底について
4.キャンパスへの入構
キャンパスへの入構については、入構可能時間を設定の上、教職員、学生等の関係者のみを原則とし、取引業者等の学外者については、体調管理などの条件を満たした場合とする。
(1)キャンパス開放時間
平日 8:00~18:00 (土日、祝日等授業休講日は開放しない)
(2)入構について
①教職員、学生が、授業等で学内(校舎等)に入講する場合は、6(1)-1)を遵守すること。
②定期的・日常的に物品や装置の納品、設備等の修理・点検保守作業のため入構する事業者については、 状況に応じた対応が講じられていることを確認した上で、認めることとする。
③教育や研究の打合せ等のため来学する者については、事前に受入担当部局と調整した上で、体調 管理が(毎日の検温を実施する等)されており、来学時に体調不良でないことを確認した場合に入構を認める。
5.海外への渡航、海外からの帰国者・入国者について
(1)海外への渡航について
本学教職員および学生の海外渡航(出張等)については、外務省が発出する危険情報及び感染 症危険情報の危険レベルに応じて、以下のとおりとする。
なお、日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限については、外務省海外安全ホームページで最新の情報を確認すること。
〇外務省が発出する危険情報及び感染症危険情報(4つのカテゴリー)に基づく措置
外務省が発出する危険情報及び 感染症危険情報 | 本学の対応 | |
学生 | 教職員 | |
レベル4 | 退避(滞在中を含む) | 退避(滞在中を含む) |
レベル3 | 渡航禁止(滞在中を含む) | 渡航禁止(滞在中を含む) |
レベル2 | 渡航禁止(滞在中を含む) | 不要不急の渡航禁止 |
レベル1 | 十分注意 | 十分注意 |
◇外務省:日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国後の行動制限
(2)海外からの帰国、入国者について
海外から帰国・入国した場合は、政府の実施する水際対策に基づき、各自で14日間は自宅待機期間として、健康状態を厳重に観察した上で、入構を可とする。水際対策については、今後見直しが見込まれるため、随時、外務省及び厚生労働省等のホームページで最新の情報を確認すること。
◇外務省:感染症危険情報の変更に伴う水際措置等手続きの変更について
6.大学の諸活動における感染拡大の防止
(1)「対面授業」
学生および教職員の感染対策を講じた上で実施する。ソーシャルディスタンスが確保できない履修者の科目については、オンライン授業を実施する。
対面授業の方針:「(確定)2021年度対面授業の方針(学部宛文書)v2.docx」にて設定する。
【感染対策として学生および教職員にお願いすること】
発熱等の風邪の症状がある場合においては通学せず休養するよう求めるとともに、大学等の入口に検温所を設け、入構する者に対して検温を実施する。
1)次の項目に該当する学生は、登校せずに外出を控え、以下の連絡フォームより大学に連絡をする。
・ 発熱の症状がある方(体温37.5度以上)。
・ 風邪の症状のある方。
・ 感染拡大している地域や国への訪問歴が14日以内にある方。
・ その他、以下のいずれかに該当する場合は、速やかに以下の「連絡フォーム」から報告すること。
– 息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合。
– 重症化しやすい者[糖尿病、心不全、呼吸器疾患(COPD等)等の基礎疾患がある者や透析を受けている者、免疫抑制剤や抗がん剤等を用いている者]で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合。
– 上記に当てはまらない者で、発熱や咳など比較的軽い風邪の症状が続く場合。
2)校舎入館時には以下を実施すること
・ スマートフォンを所持している方は、「新型コロナウイルス接触確認アプリ (COCOA) COVID-19」を必ず インストールして使用する。
【アプリのダウンロードはこちら】(厚生労働省ウェブサイト)
・ マスク着用を徹底する。 ※通学途中についてもマスク着用を徹底。
・ ソーシャルディスタンス(1.5~2m)の確保する。
・ 入館時に体温測定(非接触式体温計)を徹底する。
・ 入館時に手指消毒を徹底する。
3)対面授業での感染者発生時に備えた協力要請
・「対面授業」出席にあたり、出席管理システム(端末)への登録を徹底する。
・ 感染者が出た場合における保健所および大学事務局の聞き取り調査への協力をする。
・ 濃厚接触者となった場合、保健所等の指示に従う事。
4)衛生知識の向上
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議から示された「新型コロナウイルス感染症 対策の状況分析・提言案」(2020年5月4日)の中の「業種ごとの感染拡大予防ガイ ドラインに関する留意点」(p10~p12)等を参考とし、教職員に対する新型コロナウイルスの感染対策の知識の向上に努める。
(2)課外活動
2021年度4月より、課外活動を順次再開する。
コロナ禍における課外活動の実施は、原則学生課に申請し、活動許可を得た上で実施することができる。
活動時間、活動場所については、校舎開錠時間に合わせることとし、感染状況によって制限を加える場合がある。
なお、活動の基準は、「課外活動特別申請(コロナ)の手引き」にて別途定める。
(3)学生寮
学生寮での門限や活動内容の制限、生活に関する事項ついては、別途定める。
寮の門限や活動制限については、感染状況によって変更する場合がある。
(4)式典、入学試験等イベントの開催
1)式典・イベント等の開催
卒業式、入学式等の式典およびオープンキャンパス、大学祭等の催物の開催については、感染状況や感染拡大リスク等を踏まえ、担当部署が開催の必要性を検討すること。 必要に応じて独自のガイドラインを作成することもある。
2)入学試験
大学入学共通テスト、個別学力検査等にあたっては、感染予防対策等を行ったうえで実施する。
3)イベント等への校舎の貸し出し
公開模試や撮影などへの校舎施設の貸し出しについては、学校法人廣池学園の方針を順守し、施設貸出のガイドラインを別途定める。
7.大学生活の実施に向けた取り組み
(1)感染経路(一般的に、飛沫感染・接触感染)を断つ
学生や教職員等はもとより、構内に入る者に対して手洗いの励行、マスクの着用など感染症対策のための行動について周知・啓発を行う。
1)学生にお願いすること
「対面授業」出席時に実施すること
・ マスク着用を徹底する。
発話(グループワークやディスカッション等)の多い授業については、担当教員の指示に従い、フェイスシールドを各自で準備し、着用(マスクに加え)を義務付ける。
・ 授業前後に、手洗いを徹底する。
・ 入室時に、教室入口に設置してあるアルコールで消毒をする。
・ ソーシャルディスタンス(1.5~2m)の確保する。
教室内での友人との会話は一定の距離を保ち飛沫感染の回避を徹底する。
・ 授業中も45分ごとに窓を開け、換気に協力ください。
2)教員が実施すること
「対面授業」時に実施すること
・ マスクおよびフェイスシールドの着用を徹底する。※推奨:マスク+フェイスシールド
発話の多い語学科目については、マスク+フェイスシールドの着用を義務付ける。
※クリアマスクも準備しております。感染防止に留意し、授業実施に適したアイテムを使用してください。
・ 入室時に、教室入口に設置してあるアルコールで消毒する。
・ ソーシャルディスタンス(1.5~2m)の確保する。
教室内での学生との会話は一定の距離(1.5~2m)を保ち飛沫感染の回避を徹底。
・ グループワーク、およびディスカッション等の実施時間は、1回15分未満とする。
授業形態による実施留意点については5ページ以降の「チェックリスト」を参考に、教室や授業形態の状況等を踏まえ、十分な感染防止を行う。
・ 授業中、おおむね45分ごとに窓を開け、5~10分間の換気に協力ください。
換気の悪い密閉空間にしないよう、換気設備の適切な運転を実施する。
・ 大きな声を発声させない環境づくりを実施する。
・ 授業中、体調不良の学生がいた際は、学籍番号と氏名を控え速やかに学生課に行くよう指示する。
・ 授業当日体調不良で欠席した学生がいた場合は、指定の共有フォームに学生情報を入力する。
(2)その他、具体的な取組
①不特定多数の者が触れる場所(ドアノブやエレベータのボタン等)に対する消毒の実施や、手指を 消毒するための学内への消毒液の設置など。
【接触による感染拡大を防止するために必要な措置】
②机や椅子、共用PCのキーボード等について、使用した学生が自主的にふき取りを行えるよう、携帯 用消毒液ボトルを全学生へ配布。【消毒の徹底】
③教室が3つの密に陥ることのないよう、換気を徹底することや、席配置の工夫により教室内の密度を下げる。学生の数を本来の収容定員の2/3程度までに制限する。
④アクティブラーニング(グループワークやディスカッションなど)の実施の際には、フェイスシールド(マスクに加え)の着用を義務付け、飛沫感染を防ぐ措置を講じる。
8.本学で新型コロナウイルス感染が疑われた場合の対応
(1)学生
①上記6-(1)-1)①に当てはまる症状がある場合は、自宅待機の上、医療機関を受診し、専用フォームにて大学へ連絡すること。
コロナ感染症罹患時の「公欠」の扱いについては別途定める。
(2)教職員
新型コロナウイルス感染の疑いがある旨の報告を受けた場合、「麗澤大学 新型コロナウイルス感染者等発生時の対応マニュアル」に従い行動する。
9.関連リンク
新型コロナウイルス感染症対策(内閣府)
新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
新型コロナウイルスに関連した感染症対策に関する対応について(文部科学省)
新型コロナウイルス感染症対策本部(首相官邸)