前日の悪天候が嘘のように穏やかに晴れ渡った2021年3月14日(日)、本学第2体育館にて、2020年度「学位記授与式」を挙行いたしました。
今年度の「学位記授与式」につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、式典への参加は卒業生・修了生ご本人および教職員に限らせていただき、保護者・ご家族の皆様には、式典の様子をライブ配信にてご覧いただけるようにいたしました。
はじめに徳永学長より、博士の学位取得者2名、修士19名、学士653名(外国語学部335名、経済学部318名)に学位記が授与されました。
本日、卒業および修了した学部生と大学院生合わせて674名の中には、78名の外国人留学生が含まれ、出身は9の国と地域に及びます。
続いて大学院、学部、「成績優秀賞」5名、「学長特別賞」1名、「千葉県知事賞」1名、「千葉県私立大学短期大学協会会長賞」1名、更に、公益財団法人モラロジー研究所の基金で創設された「廣池千九郎奨励賞」1団体と2名の表彰が行われました。
徳永学長は告辞で、幕末の儒学者、佐藤一斉の『言志四緑』より、若い時から本気で学びつづけることの重要性を説いた名言を紹介し、「どうか現状に甘んじることなく、チャレンジ精神を持って常に学び続け、未来を拓いていっていただきたい」と、これから社会に出る卒業生に向けて言葉を贈りました。
続いて、廣池幹堂理事長の祝辞を学校教育研究科長 井出元特任教授が代読し、廣池理事長は、今般の新型コロナウイルス感染症という世界的な未曽有の困難に触れ、「本学の創立者の建学の精神である『知徳一体の教育』のもと、高い知識を身につけた皆様は、どんな困難に直面しても、苦難を切り開いていってくれると確信している。」と述べ、「これからも高い志と夢をもって「真のグローバル人材」として日本や世界の大きく貢献されることを心から期待しています。」と、はなむけの言葉を贈りました。
更に今期を持ってご退任される森田健作千葉県知事からは、ビデオメッセージによる温かいご祝辞を賜りました。その後、祝辞をうけて学部卒業生の代表が、力強く答辞を読み上げました。
昨年度、新型コロナウイルス感染症拡大を考慮し中止といたしました「学位記授与式」を、今年度は、感染防止対策を講じたうえで無事執り行えましたこと、本学にとりましてこのうえない喜びであるとともに、式典の開催にあたりご協力いただきました保護者・ご家族の皆様に深く感謝申し上げます。