大学院についてABOUT

大学院について学長メッセージ

学長メッセージ

学長 中山 理 学長 中山 理

高い品性と専門性の調和の中で持続可能な社会の構築に資する人材を育成します。

「学問としてグローバルな水準を目指し続けたい」-そのように願い、麗澤大学大学院は開設以来、着々と学問的研究の成果を積み重ね、広く社会から認められる研究者を輩出してきました。

現在では、日本国内だけでなく諸外国の研究機関からも注目され、独自の学術的視点から共同研究が進んでいる分野もあります。しかし、これまで研究の専門性だけに集中してきたわけではありません。そもそも本学は、創立者廣池千九郎の「高い品性と専門性を備え、自分の考えを国際的に発信できる人材の育成が大切である」との考えの基に、創立以来、「知徳一体」を建学の精神に掲げ、真の国際的な教養人と公共人の育成を目指してきました。

昨年度は創立者廣池千九郎生誕150年を迎えました。大学院としての社会的責任もいっそう多様化しているグローバル化の時代を迎え、本学大学院も今一度、原点である建学の精神に立ち戻り、その真髄を継承するとともに、創立者が道徳・倫理の分野で当時の最先端をゆく新科学を追求したように、時代的・社会的ニーズにも真摯に応えてゆきたいと考えております。

価値観の多様化が叫ばれて久しい現代ではありますが、世界や日本国内の諸問題を解決に導き、人々が安心して生活できる共生社会を築いていくためには、今ほど倫理性・道徳性が大切な時代はないでしょう。先端の研究は、ともすれば細分化された専門性だけが独り歩きをしがちですが、本学大学院では、そこにたえずグローバルな道徳的視点を提供することを重要な使命の一つと考えております。持続可能な社会の構築に向けて、モラルを伴った「知の再構築」を行い、経済分野では「品性資本」を重視して人間中心の経済・社会の実現を目指し、それを専門的な学術研究に結びつけてゆきたいと思います。

これらの研究に加え、COC(Center of Community)としての大学院に期待される役割についてともに考えてゆくことも大切だと考えています。21世紀の成熟化社会を迎え、大学院教育にキャリア・アップを求める人々や心の豊かさを求める人々も増加しています。本学は、そのような一般社会人を対象とした生涯学習プログラムも展開しており、受講者は年間約4,000名を数えています。また2015年4月に地域コミュニティの核としての役割を果たすことを目標とした「地域連携センター」を新設いたしました。少子高齢化の社会を迎える今後は、大学院でもさらに高度な生涯学習の需要が増大し、社会人研究者の増加も見込まれます。それに加え、ボーダレス化・グローバル化の進展を背景にして、外国人留学生もさらに増加するでしょうが、このような多様なニーズにも対応してゆきたいと考えております。

大学院での教育・研究を支えるのは、最新の設備を備えた麗澤大学生涯教育プラザです。緑豊かな自然環境と調和したこの研究施設は、万全のセキュリティ対策を施し、院生室は24時間・休日も使用できます。恵まれた研究環境と、師弟同学の精神に基づいたきめ細かい教育・研究体制の中で、皆さんが学識を深め、国際的に優れた研究成果をあげられることを心より期待しております。

学長プロフィール

中山 理 教授  NAKAYAMA,Osamu

学歴
麗澤大学外国語学部イギリス語学科
上智大学大学院文学研究科 博士(文学)
経歴
麗澤大学外国語学部教授
麗澤大学大学院言語教育研究科教授,
麗澤大学外国語学部長
麗澤大学比較文明文化研究センター研究員
主な業績
『Image of Their Glorious Maker : Iconology in Milton's Poetry』 (Macmillan Language House,2002)
『イギリス庭園の文化史:夢の楽園、癒しの庭園』(大修館書店, 2003)
翻訳書『〈完訳〉紫禁城の黄昏(上・下)』(祥伝社,2005)
『読書こそが人生をひらく―「少」にして学び、「壮」にして学ぶ』渡部昇一氏と共著(モラロジー研究所, 2010)
『日本人の博愛精神―知られざる感動の11話』(祥伝社,2011)
“Happiness and Virtue Beyond East and West Toward a New Global Responsibility”共著(Tuttle Publishing,2012)
『人間力を伸ばす珠玉の言葉-箴は鍼なり』渡部昇一氏と共著(モラロジー研究所, 2011)
『グローバル時代の幸福と社会的責任』共著(麗澤大学出版会,2012)
翻訳書『原勝郎博士の「日本通史」』(祥伝社,2014)
『荘子に学ぶ 明鏡止水のこころ』渡部昇一氏と共著(モラロジー研究所,2015)

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